5分で分かる世界遺産❝グレート・バリア・リーフ❞
宇宙からも見ることができるほど広大で生きた芸術作品、オーストラリアにある「グレート・バリア・リーフ」。
人生で1度は行ってみたい!と思っている人も数多くいるのではないでしょうか?
それでは、「グレート・バリア・リーフ」の魅力に迫ってみましょう♪
グレート・バリア・リーフとは?
グレート・バリア・リーフは、オーストラリアのクイーンズランド州の東海岸、パプア・ニューギニア近くのトレス海峡からブリスベンの北側まで、全長2,300km・約35万㎢に広がる「世界最大級のサンゴ礁地帯」。なんと日本列島とほぼ同じ面積で、宇宙からも見えるというから驚きです!
約900の島があり、そのうち開発され観光可能な島は20ほどと言われています。世界中のダイバーが憧れる海洋生物の楽園でもあります。世界一のビーチと呼ばれる「ホワイトヘブンビーチ」やカップルに人気の「ハートリーフ」など人気スポットも多く、様々なアクティビティも楽しめます♪
1800万年前から形成し始められたグレートバリアリーフは、その規模の大きさと美しさから1981年に世界遺産に登録されていて、オーストラリアの豊かな自然を満喫するには最高の観光スポットです♪
とにかく広大なので、場所によって全く違った景色を楽しむことができるのも魅力の1つ。ダイビングやシュノーケリングも良いですが、ただ眺めているだけでも充分満足できます♪
グレートバリアリーフの見所とは?
グリーン島
グレートバリアリーフ内で観光客から1番人気の島である、グリーン島。
"緑の宝石"とも言われる「グリーンアイランド」は、自然が約6000年かけて創りだした珊瑚の島で、グレートバリアリーフの第一の拠点として多くの観光客が訪れる場所です♪グレートバリアリーフの玄関口であるケアンズから近く、高速船で45分ほどで着きます。
グリーン島では泳ぐことはもちろんですが、海以外にも楽しめる施設が数多くあるのが特徴。プールや海の生物が見れる小さな水族館、また迫力満点のワニ園などがあります。
グリーン島内のツアー案内所やダイビングのガイドには、日本人スタッフがいることも多いので英語が話せなくても安心なのも嬉しいポイントです♪
ハミルトン島
ハートのサンゴ礁「ハートリーフ」があるハミルトン島は、新婚夫婦やカップルに大人気です♪ハートリーフはカップルで見ると幸せになると言われているので、ロマンチックさ抜群です。
島内ではトロピカルフィッシュや海ガメが泳ぐキャッツアイビーチでウォータースポーツを気軽に楽しんだり、60種を超えるアクティビティーが楽しめます♪
ただしハートリーフを見るには、ヘリコプターやセスナの利用が必須なので要注意です。豪州一といわれるホワイトヘブンビーチへの観光もセットとなったツアーがとても人気です♪
フィッツロイ島
フィッツロイ島は、アクティビティが充実しており若者に人気の島です♪SUPやシーカヤックで綺麗な海を楽しんだり、シュノーケルで海の魚と触れ合ったりして楽しめます。
魅力が海だけではないのも、フィッツロイ島ならではです。熱帯雨林の97%が国立公園に指定されている森があり、1周3時間のウォーキングコースがあるので、大自然に囲まれながらトレッキングもできちゃいます♪
アクティブに体を動かして満喫したいという方には、フィッツロイ島はぴったり。ただしフィッツロイ島の周りはサンゴ礁が少ないので、サンゴ礁を楽しみたい方は違う島へ行くのがおすすめです。
ヘイマン島
ウィットサンデー諸島に位置する、人里離れた静寂のパラダイス「ヘイマン島」。グレートバリアリーフでもっとも贅沢なリゾートです♪プライバシーと贅沢を追求する人にピッタリの場所、まさに隠れ家といったところでしょうか♪
島全体がワン&オンリー・ヘイマンアイランドの敷地になっているため、宿泊客のみが訪れることができる島です。施設内には、ヘイマン島のシンボルである六角形のヘイマン・プールやアクアズ・プール、スパなどがあります。テニス、ダイビング、シュノーケリングなどのアクティビティも楽しめます♪
リザート島
オーストラリア・ケアンズの北東約270km、グレートバリアリーフに浮かぶ「リザード島」。グレートバリアリーフの北側の玄関口で、珊瑚礁に囲まれ、透き通るようなラグーンが広がる美しい島です。
島全体が国定公園に指定され、息を飲むほど真っ白なビーチが24もあり、手つかずの自然がそのまま残されています。ヘイマン島と同じく宿泊客しか訪れることはできず、12歳以下は宿泊できないという大人のためのリゾート。ダイバーの憧れであるダイビングスポット「コッドホール」も近くにあります。
グレートバリアリーフの観光時期
グレートバリアリーフの気候は熱帯気候でオーストラリアが南半球にあるため、日本とは季節が逆になり、夏と冬の大きく2つとなります。
観光シーズンは春〜夏にあたる9〜12月。ダイビング目的なら9〜11月が海の透明度も良く、風も穏やかな時期になのでおすすめです♪11〜12月は上述の「コーラルスポーニング」も見られるので、ダイビングにも最適な11月は一番のおすすめの時期です。
オフシーズンは12〜4月で、雨季に入って海も荒れがちになるのでおすすめはできません。
ケアンズは年間を通して紫外線が強く、その強さは日本の約3倍以上だと言われています。日焼けをしないためにも、日焼け止めを塗ったり、日傘を差したりなど紫外線対策は万全にしていきましょう♪
服装は?
年間を通して暖かい気候であるケアンズでは日中であれば半袖でも快適に過ごしていただけます。ただし、雨季に入ると朝晩が少し冷え込むので、パーカーやカーディガンなどといった羽織を1枚持っておくと安心です。
グレートバリアリーフを120%満喫するためにも、気温にあった服装を心がけましょう♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?人気のハートリーフやハミルトン島、グリーン島などのリゾートアイランドを訪れるなど、グレートバリアリーフではさまざまな楽しみ方ができます。是非ともいろいろな場所を訪れて、オーストラリアの大自然を満喫してください♪